
小動物用 高性能エコー VINNO D650 LAB
(本製品は研究用です。診断や治療目的では使用できません。)
VINNO D650 LABは、最新の第2世代VLucidプラットフォームを搭載しています。このプラットフォームは、進化したビームフォーミング技術と多彩なインテリジェント後処理アルゴリズムを組み合わせることで、信号処理能力を最大限に引き出し、高画質な画像を実現します。
さらに、前臨床用のワークフローや各種ツールが細かく設計されているため、従来の超音波イメージングの用途をカバーするだけでなく、さまざまな研究分野でも簡単に活用できるようになっています。

目次
多様な研究分野で幅広く活用

撮像例
マウス左心室長軸

マウス長軸Mモード

マウス左心室短軸Mモード

マウス僧帽弁の血流スペクトル

マウス僧帽弁輪の組織ドップラー

マウス心筋短軸ストレイン解析

マウス大動脈弓

マウスTACモデル狭窄部の血流スペクトル

マウス腎臓VFLOW血流マップ

立体血流表示

マウス頸動脈

マウス肺動脈血流スペクトル

ラット胎仔脳血流

サル妊娠検査

ラット皮下腫瘍

ラット肝臓

造影剤イメージング
マイクロバブル造影剤を用いて組織エコーを増強することで、病変組織画像の解像度と感度が大幅に向上し、正常組織と病変組織の血液灌流を明瞭に観察できるようになります。



ストレインイメージング(Strain)
心筋の変形パラメータを正確に反映し、心臓全体の動きや、隣接するセグメントの牽引力の影響を受けず、各セグメントの心筋運動のストレイン曲線とカラーマップを提供します。
この解析は壁運動異常の評価に有用で、小動物における局所心筋の収縮や拡張運動を定性的かつ定量的に解析するのに役立ちます。
特に左室機能不全では、駆出率などの一般的な心機能パラメータが変化する前に早期に異常が検出できるため、心機能をより高感度かつ正確に評価できます。


高品質の画像パフォーマンスを実現
革新的なVLucid II プラットフォームを搭載
VLucid II プラットフォームは、高度な適応型ビーム合成技術と複数のインテリジェント信号処理アルゴリズムを組み合わせることでデータ処理能力を最大限に高めて、高品質の画像パフォーマンスを実現しています。

高性能&高コストパフォーマンス
ほぼ全ての性能、機能、プローブを備え、操作が簡単で人間工学に基づいた設計

高性能と多彩な機能・ソリューション

1. イメージング
正常組織と病変組織の血流を鮮明に観察できる
2. ストレインイメージング
心筋変形のパラメータを正確に反映
3. リアルタイム動態イメージング
高い精度と再現性、高スループットを実現
4. 高解像度イメージング
比類なき時間分解能を実現
5. 高感度タッチパネル
迅速かつ正確な応答を実現し、より直感的で便利な操作性を実現
6. VFLOW
血流検出感度と色彩表現力が向上して微細血管の血流信号を鮮明に表示
高速血流でも色ムラが発生しにくいことから判断の信頼性が容易に向上
7. 立体血流
血流を3次元的に再現して、血流分布と血行動態特性をより鮮明かつ直感的に表示して視覚的な認識が大幅に向上
8. 遠隔超音波ソリューション
遠隔トレーニング、遠隔メンテナンスなど
9. オフライン解析ソフトウェア
強力なデータ処理・解析機能を提供
10. データ同時入出力
データを出力しながら次のスキャンを待機なしで継続できるため、作業内容の継続性が確保される上に作業効率が向上
超音波プローブ
様々な動物に適した超音波プローブを併用することで、VINNO D650 LAB 1台で、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、イヌ、サル、ブタなどに対応できます。

イメージングシステムモジュール
超音波ワークベンチ
研究用の特製の小動物超音波イメージング補助ツール
- 標準化された画像取得と定量化
- 360°微調整
- プローブ固定で精密かつハンズフリー操作が可能
- 麻酔動物の体位の長期安定化を実現

マウス・ラット用絶縁心電図ボード(ECGパネル)
- 麻酔イメージング中の小動物の体温を一定に保ち、最適な生理状態を維持
- 超音波イメージング中にマウス・ラットの心拍数をリアルタイムでモニタリング
- マウス・ラットの心電図信号をリアルタイム表示

記載された内容は2024年6月1日現在の情報です。本製品は中国 Beijing Yeeran Technology Co., Ltdの製品です。
本装置は研究用機器であり、臨床検査や診断には利用できません。予告なく仕様や機能が変更される可能性があります。