モデル | MiCAM05-N256 | MiCAM03-N256 |
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カメラヘッド部 | ||
イメージセンサー | 独自開発CMOS | |
画素数(H x V) | 256 x 256 | |
受光面サイズ(H x V) | 17.6mm x 17.6mm | |
画素サイズ(H x V) | 69μm x 69μm | |
シャッターモード | グローバルシャッター | |
量子効率(波長毎の%) | 55%@550nm / 50%@600nm | |
飽和電子数(暗ノイズ) | 3,000,000電子(500電子) / 600,000電子(130電子) | |
タイナミックレンジ | 71dB | |
A/Dコンバータ | 14bit | |
カメラレンズマウント | オリジナルM42マウント(フランジバック: 14.5mm) (オプション:CまたはFマウント) |
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プロセッサ部 | ||
カメラインターフェース | 1枚(最大2枚) | 内蔵 |
内蔵メモリ容量 | 4GB (最大8GB) | 1GB |
カメラポート | 2ポート(最大4ポート) | 2ポート |
同期記録用アナログ入力 | 4チャンネル | 2チャンネル |
刺激パルス出力 | 2チャンネル | 1チャンネル |
トリガー信号入力 | 1チャンネル | 1チャンネル |
光源点灯制御出力 | 1チャンネル | 1チャンネル |
フレーム同期信号入出力 | 1チャンネル | 1チャンネル |
リアルタイム輝度モニター出力 | 8チャンネル | – |
光源制御出力 | 2チャンネル | – |
電流出力 | 2チャンネル | – |
アクイジションステータス出力 | 1チャンネル | – |
トリガー待ちステータス出力 | 1チャンネル | – |
機能 | ||
(1)空間解像度と最大フレームレート (1カメラ接続時) |
1,923fps@256×256画素 3,125fps@192×192画素 5,556fps@128×128画素 20,000fps@ 32x 32画素 |
1,000fps@256×256画素 1,000fps@128×128画素 |
(2)単発計測 | 〇 | 〇 |
(3)長時間計測 | 〇 | △ |
(4)加算平均計測 | 〇 | 〇 |
(5)高速部分読出し計測 | 〇 | △ |
(6)タイムラプス計測 | 〇 | △ |
(7)高解像度カメラ制御 | △ | △ |
ソフトウェア | ||
(8)計測ソフトウェア(BV Workbench) | 〇 | 〇 |
(1) 空間解像度と最大フレームレート
選択可能画素数 (HxV) | 最大フレームレート(fps) | ||
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MiCAM05-N256 | MiCAM03-N256 | ||
256×256 | 全画素読出 | 1,923 | 1,000 |
192×192 | 正方形領域 | 3,125 | – |
128×128 | 5,556 | 1,000 | |
64×64 | 12,500 | オプションにより MiCAM05-N256と 同じ設定が使用可能 |
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256×128 | 横長矩形領域 | 3,448 | |
256×64 | 5,882 | ||
256×32 | 8,333 | ||
128×256 | 縦長矩形領域 | 3,333 | |
64×256 | 5,000 | ||
32×256 | 7,143 | ||
32×32 | 16ブロック | 2,632 | |
15ブロック | 2,778 | ||
14ブロック | 2,941 | ||
13ブロック | 3,125 | ||
12ブロック | 3,448 | ||
11ブロック | 3,704 | ||
10ブロック | 4,000 | ||
9ブロック | 4,348 | ||
8ブロック | 5,000 | ||
7ブロック | 5,556 | ||
6ブロック | 6,250 | ||
5ブロック | 7,143 | ||
4ブロック | 8,333 | ||
3ブロック | 11,111 | ||
2ブロック | 14,286 | ||
1ブロック | 20,000 |
(2)単発計測機能
1回計測を行います。取得したデータは一時的にコンピュータのRAMに蓄えられ、計測終了後、ディスクに保存することができます。最大連続撮影時間はRAMの利用可能容量に依存し、SSDへの直接書き込みを行う(3)長時間記録機能より撮影可能フレーム数は少なくなります。
(3)長時間計測機能 (MiCAM03:オプション)
1回計測を行います。計測と並行してデータをSSDへ直接書き込み・自動保存されますので、RAMを使用する(2)単発計測以上の長時間撮影が可能です。
最大連続撮影時間はフレームレート、画素数、接続カメラ数、CPU使用率などに依存します。おおよその撮影可能フレーム数と撮影可能時間は下のPDFファイルをご参照ください。
(黄色の塗りつぶしはMiCAM03のオプションとなります)
- おおよその撮影可能フレーム数と撮影可能時間 [PDF: 85KB]
(4)加算平均計測機能
加算平均計測を行います。取得したデータは一時的にコンピュータのRAMに蓄えられ、計測終了後、ディスクに保存することができます。加算平均結果のほか、加算平均前の各試行データを保存することも可能です。
(5)高速部分読出し計測機能 (MiCAM03:オプション)
プリセットされた部分読出し設定やマルチROI設定が選択可能になり、それに伴いより高速なフレームレートも設定できるようになります。例えば、20,000fps@32×32画素のような超高速撮影も可能です。
MiCAM03の標準モデルでは256×256画素、128×128画素のみ選択可能で、最大フレームレートはどちらも1,000fpsです。高速ランダムアクセス機能オプションを選択すると、1,923fps@256×256画素、5,556fps@128×128画素のような高速フレームレートが利用できるほか、マルチROI読出し機能も使用可能になります。詳しくは「表1: 選択可能画素数と最大フレームレート」をご参照ください。
全画素読出し(256×256画素) マルチROI読出し(32×32画素x9領域)
(6)タイムラプス撮影機能 (MiCAM03:オプション)
数分~数時間で変化する現象をインターバル撮影します、撮影時のみ照明するため、試料のダメージを最小限に抑え、安定した基線のデータの取得が期待できます。
イメージング例
(7)高解像度カメラ制御機能 (MiCAM05/MiCAM03:オプション)
1920×1200画素の高解像度カメラBV-XB1カメラの制御が可能になります。細胞内Ca2+動態やフラビン蛍光、各種FRETイメージングなどに活用できるほか、MiCAM05/MiCAM03による生体内高速イメージングと同期した動物行動の撮影などの応用も可能です。
高解像度カメラ イメージング例
(8)計測ソフトウェア BV Workbench
BV Workbenchはブレインビジョン株式会社製イメージングシステム、ならびに電気刺激装置を制御する画像計測ソフトウェアです。モニター、画像取得、イメージングシステムの入出力制御のほか、取得した画像データの解析機能やフィルター機能などを備えています。マウスで直感的に操作できるユーザーインターフェースを持っています。
計測設定 モニター画面と波形表示
データ解析画面 2カメラ画像重ね合わせ
- 複数のイメージングシステム、電気刺激装置を同期制御・撮影
- 画像取り込みモード:単一計測(PCメモリへ保存、またはSSD/HDDへのダイレクトレコーティング)、加算平均、タイムラプス
- 画像オーバーレイ、画像反転
- 任意の画素の輝度変化波形表示(リアルタイムまたは画像取得後)
- 輝度ヒストグラム
- フィルタリング(Gaussian, Mean, Median, Inverse polarity)
- ツール(alignment correction、illumination correction, binning, crop, time range)
- グラフィカルな刺激パルスパターン設定