マクロ蛍光顕微鏡 TLMシリーズ

機能・特長

THT顕微鏡は、膜電位イメージングやカルシウムイメージングなどの高速蛍光撮影用に開発されたタンデム型マクロ蛍光顕微鏡です。シンプルな大口径光路と特注大型蛍光フィルターを採用し、わずかな蛍光量もロスなく検出できる設計になっています。

概要

膜電位感受性色素を用いた生体サンプルでの光学的計測では、微弱な蛍光量の変化を検出する必要があります。このような計測では、低ノイズかつ高速度撮影が可能なカメラが必要とされるのと同時に、試料からの光をロスしない高精度な光学系も必要とされています。

THT顕微鏡はこの目的のために開発され、Leica Microsystems社製プランアポレンズを導入することにより、蛍光顕微鏡では極めて稀な、高いNA値での低倍率観察が可能です。 ブレインビジョン製の高速イメージングシステムMiCAMシリーズはもちろん、Cマウントを介して他のカメラシステムとのセッティングも可能です。

別売のシャッター内蔵ハロゲン光源システムHL-151や高輝度LED光源システムなどと組み合わせることにより、明るい蛍光顕微鏡システムの構築が可能となります。

特長

蛍光イメージングに特化した、限りなくシンプルな構造

THT顕微鏡は、微弱な蛍光をできる限りロスする事なくイメージングする目的で開発された蛍光顕微鏡です。Leica Microsystems社製プランアポレンズ2つをタンデムに組み合わせた光学セッティングに、直径約50mmの大口径光路と大型蛍光フィルターにより、サンプルから発せされた微弱な蛍光を途中でロスすることなく、上部のカメラまで運ぶ構造になっています。


用途に合わせた各種スタンドを用意

実験条件や用途に応じて、各種スタンドを選択することが可能です。









低倍から高倍までの各種対物レンズに対応

標準でLeica Microsystems社製プランアポレンズが付属しており、その低倍レンズセッティングによりスライス標本、In Vivo標本での広い領域の観察が可能になります。もちろん高倍レンズの使用により、局所的な活動を観察することも可能です。


倒立型も可能


倒立型のタンデムレンズマクロ蛍光顕微鏡を試作しました。従来のマクロ蛍光顕微鏡を倒立型にすることで、試料ステージ上の空間が自由になるので、マニピュレータの設置や電極操作の自由度が増すものと期待しています。正立型の蛍光顕微鏡との併用も可能です。実験目的に合わせた顕微鏡ベースや試料ステージは別途ご相談下さい。


セットアップ例

MiCAMイメージングシステム、PC、モニター、データ計測/解析ソフトウェア、THT顕微鏡、光源、電気刺激装置の組み合わせ例です。


応用例

  • 膜電位イメージングまたはカルシウムイメージング
  • 膜電位/カルシウムの同時イメージング
  • 培養細胞などの光学計測
  • 小動物in vivo光学計測
  • 正立型タンデムレンズ顕微鏡と倒立型タンデムレンズ顕微鏡の併用
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